睡眠薬の種類の一覧

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睡眠薬の種類の一覧

睡眠薬の種類

睡眠薬と聞くと怖いといったあまり良くないイメージを持つ方が多くいらっしゃいます。

 

先入観だけで正しい睡眠薬に対する知識を持っていない方も多いです。それでは、睡眠薬にはどんな種類があり、どの様な作用や効果があるのでしょうか。

 

まずは、睡眠薬を正しく知ろう

日本では、不眠に悩んでいる方に対して、睡眠薬が使用されている割合はあまり高くありません。

 

睡眠薬を使用している男性は約3.5%、女性でも約5.4%となっており、各人のイメージとして、「睡眠薬は怖い薬」「寝酒のほうが安全」といった間違った知識から、寝酒を利用する方が大勢いらっしゃいます。

 

また、睡眠薬に対して恐怖心がある為、不眠を治療せずに放置していたり、寝酒に頼るといった方法を取られていました。

 

睡眠薬を正しい知識を持って正しく使用する事で、眠れない辛さから開放されて、日々の生活が改善されるのです。

 

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主に使われる睡眠薬

睡眠障害の治療に対して、睡眠薬を使用する不眠の症状は、週に3回以上不眠があり、その状態が4週間以上続いており、日中の活動に支障が出ている場合、治療の対象とされています。

 

以前、バルビツール酸系の睡眠薬が主流でしたが、この睡眠薬は続けて使用した場合、次第に効き目が弱くなってしまう耐性や、睡眠薬を飲まないと寝れなくなってしまう依存性が起こりやすかったのです。

 

また、効かないからと言って服用量を増やしてしまうと、寝ている途中に呼吸が抑えられてしまい、命に危険を及ぼす事もありました。

 

睡眠薬が怖いといったイメージは、この時代の睡眠薬のイメージが残ってしまっているのでしょう。

 

現在では、バルビツール酸系の睡眠薬よりも副作用が抑えられたベンゾジアゼピン受容体作動薬や、メラトニン受容体作動薬などへシフトチェンジしています。

 

ベンゾジアゼピン受容体作動薬

ベンゾジアゼピン受容体作動薬は、活溌な脳の活動を鎮める事で、眠りやすい状態にします。

 

ベンゾジアゼピン系睡眠薬の作用としては、情動や意欲などを司る箇所である、脳の大脳辺縁系と呼ばれる箇所に働きかけます。

 

大脳辺縁系に存在する、GABA(ギャバ)受容体に働きかける事で、情動や意欲などを沈静化させ脳の活動を抑える事で眠りやすい状態にします。

 

睡眠薬の構造によって、ベンゾジアゼピン系睡眠薬と非ベンゾジアゼピン系睡眠薬にわけられます。

 

ベンゾジアゼピン系睡眠薬は、催眠作用以外にも抗不安作用や筋弛緩作用があります。

 

睡眠の質では、ノンレム睡眠のステージ2を増やし、ステージ3、4とレム睡眠を抑制する作用を持っています。

 

非ベンゾジアゼピン系睡眠薬は、ベンゾジアゼピン系睡眠薬と比較して、抗不安作用や筋弛緩作用が少な目で、ノンレム睡眠のステージ3、4とレム睡眠を抑制しない為、自然に近い睡眠効果を得ることが可能です。

 

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4種類の作用時間

薬剤の血中濃度が最高値へ達した後、半分まで低下するまでの時間の長さを半減期と言います。

 

ベンゾジアゼピン受容体作動薬は、半減期によって4つのタイプへと分類されます。

 

超短時間作用型

2時間~4時間の半減期で短い作用の睡眠薬です。主に寝つきが悪いなどの、入眠障害の方に使用される睡眠薬です。

 

・非ベンゾジアゼピン系睡眠薬
成分:ゾピクロン   商品名:アモバン
成分:エスゾピクロン 商品名:ルネスタ
成分:ゾルピデム   商品名:マイスリー

 

・ベンゾジアゼピン系睡眠薬
成分:トリアゾラム  商品名:ハルシオン

 

短時間作用型

6時間~10時間の半減期と比較的短い作用の睡眠薬です。入眠障害以外にも、中途覚醒や熟眠障害の方に使用される睡眠薬です。

 

・ベンゾジアゼピン系睡眠薬
成分:エチゾラム   商品名:デパス
成分:ブロチゾラム  商品名:レンドルミン
成分:リルマザホン  商品名:リスミー
成分:ロルメタゼパム 商品名:エバミール、ロラメット

 

中間作用型

20時間~30時間の半減期と比較的長い作用の睡眠薬です。早朝覚醒や熟眠障害の方に使用される睡眠薬です。

 

・ベンゾジアゼピン系睡眠薬
成分:エスタゾラム   商品名:ユーロジン
成分:ニトラゼパム   商品名:ネルボン、ベンザリン
成分:ニメタゼパム   商品名:エリミン
成分:フルニトラゼパム 商品名:サイレース、ロヒプノール

 

長期作用型

50時間~100時間の半減期で長い作用の睡眠薬です。早朝覚醒や熟眠障害の方に使用される睡眠薬です。

 

また、不安を抑える抗不安作用が強い為、日中の不安を抑える効果があります。

 

・ベンゾジアゼピン系睡眠薬
成分:クアゼパム   商品名:ドラール
成分:ハロキサゾラム 商品名:ソメリン
成分:フルラゼパム  商品名:ダルメート、ベノジール

 

薬効果は代謝速度などによって、個人差が大きい為、症状に合せた睡眠薬を選ぶ必要があります。

 

メラトニン受容体作動薬
メラトニン受容体作動薬は、メラトニンの受容体へ働きかける事で、脳と体を睡眠状態する働きがあります。

 

メラトニンは体内時計とも呼ばれているホルモンで、視交叉上核(しこうさじょうかく)には、メラトニン受容体があります。

 

その中でも、体内時計を整える受容体と、入眠作用がある受容体に働きかける為、自然な眠りへと誘導する作用があります。

 

ベンゾジアゼピン受容体作動薬と比較すると、抗不安作用や筋弛緩作用がない為、比較的軽い睡眠障害に使用される睡眠薬です。

 

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